妊活中の新型コロナウイルス COVID−19対策

こんにちはSTORK TALKSです。

今回は妊活中のコロナウイルス対策についてお話したいと思います。

日本では,連日のように

新型コロナウイルスについてのニュースが報道され、

感染者数もますます増加しています。

 

この新型コロナウイルスですが、

胎児に影響がでるのかという点について、

”コロナウイルス 感染症は新型ウイルスであっても、現時点では以前のH1N1インフルエンザ A2009 での妊婦における重症化や死亡率の増加、2016年のジカ熱による⼩頭症などの先天性障害などのような、妊婦さんにおける重症化や胎児の障害がみられていない"

⽇本産婦⼈科感染症学会は見解を示しています。

 

ただ、

一般的に

妊娠によって大きくなった子宮が横隔膜を持ち上げ

肺が圧迫されます。

新型コロナウイルスで肺炎になると、

さらに呼吸が浅くなることで肺への血流が滞りやすくなり、

重症化する恐れがあります。

また、

妊娠中は免疫寛容状態(感染症にかかりやすい状態)

にあります。

 

 

⽇本産婦⼈科感染症学会は

2月1日、

妊婦または妊娠を希望される⽅へ

声明を出しました。

その内容は、

 

⼈混みを避ける,

マスクをかける、

外出後や食事前には特に

こまめに流水と石鹸を使って⼿洗いを行うよう心がけること。

アル コールなどの消毒薬も有効であること。

咳などの症状がある⼈との不必要な接触は避けること。

マスクは感染対策に有効だが、

ウイルス粒⼦は花粉や細菌に⽐べてはるかに⼩さく、

またマスクの周辺から ⼊り込むので過信しないこと。

 

ということです。

 

また医療機関に対しても、

妊婦健診と

発熱外来,旅⾏者 外来などの待合室や動線の分離,

呼吸器症状のある⽅へのマスク着⽤

を提唱しています。

 

ある日本のクリニックでは、

2019年11月以降に中国への渡航歴のある方と、

家族・近親者・友人等と接触された方

の受け入れを一時中止しているところもありました。

 

 

アメリカではまだ15例しか報告されていませんが、

アジア人が多く住む地域では

マスクを付けた人が多くみられるようになりました。

妊活を行っている方は

診察のために外出しなければいけないと思いますが、

海外であっても

感染してからでは遅いので

今のうちから

マスク着用の他に

アルコールジェルを常備して持ち歩く、

待合が混んでいる時間帯を避ける、

クリニックにチェックインしたら手を洗いに行く

などして感染しないように心掛けてください。